第四幕 「母の秘密」

晩餐に招かれたモンテ・クリスト伯爵は料理に手をつけなかったが、アルベールの母・メルセデスが作ったスープだけは美味しそうに口へと運んだ。「マルセイユの懐かしい味がする」と、謎の言葉を添えて…。テラスで伯爵と2人きりになったメルセデスは、『ひとつ屋根の下でパンを分け合ったものは、永遠の友となる』と東方宇宙の言葉をつげて微笑むが、伯爵は謎めいた言葉を返すばかりだった。伯爵はお礼にアルベールを自分の屋敷へ招待しようと告げ、帰宅する。着々と計画を進める伯爵を、謎の美少女エデが静かに見守っていた。意気込んでシャンゼリゼの伯爵邸を訪れたアルベールであったが、複雑な仕掛けと黄金の装飾に充ちた異様な雰囲気が彼を圧倒する…。    [公式サイトより引用]